広島城(広島県広島市)
「広島城」に行ってきました!
平城と呼ばれるもので、日本100名城No.73に数えられています。
太田川をも天然の堀とする広大な城であったようで、現在の広島市中心部である紙屋町・八丁堀はこの堀を埋め立てて造られた町だとか。
築城は毛利輝元ですが、城主は毛利氏、福島氏、浅野氏と変わっています。
1945年の原爆投下までは国宝の天守があり、一般公開もされていたようです。
しかし、原爆によって広島の街とともに灰燼に帰し、その後戦後広島の復興の象徴として再建されたとのことです。
こちらが表御門。
要は正門ですね。
この一角は、広島城の二の丸に当たる部分となります。
二の丸と言っても、櫓が連なっている感じで、私の想像している二の丸とは違うわけですが、そりゃ天守が2つもあるわけないですよね(笑)。
二の丸を本丸の方から見てみました。
城の入り口ということで、防御の役割が強く感じ取れる構造ですね。
二の丸の広場では催し物もやっていました。
ちなみに、裏御門がこれ。
すでに門はありませんが、土台となった石垣は残っています。
現在は城の本丸内にある「広島護国神社」の入り口となっています。
裏御門を出るとすぐに、中国放送(RCC)の本社ビルがあります。
「広島護国神社」はこちら。
木が少々邪魔ですが、こういうのも悪くないです(笑)。
城が大きいことがよくわかるんじゃないかと思います。
「広島城」は、戦前は日清戦争時に臨時首都が置かれるなど、軍の重要な拠点となっていたようで、その跡があります。
土台しかないですし、そこまで大きいものでもなさそうです。
とはいえ、首都機能が東京以外に移ったことは明治時代以降例がないということで、ある意味すごいことですね。
近くで見るととても迫力があります。
天守自体は外観のみ復元、中はコンクリート造りで、博物館のようになっています。
鎧兜や刀剣はもちろん、広島の歴史についてや、江戸時代の生活ぶりをうかがわせる内容となっています。
まずは東側、広島駅の方向。
北西側、横川駅の方向。
南西側、宮島の方向。
宮島はさすがに見えませんけど(笑)。
南東側、合同庁舎のある方向。
天気がとても良くて見晴らしは最高でした。
毎回こうもいい天気ならいいんですが、さすがにそうはいかないですよね(汗)。
天守を脇から撮ってみました。
そびえたつ城という感じで、この角度は結構好きかもしれません。
横から。
こちらからだと、天守の横顔がしっかりと見れますね。
天守の正面は人が多いですが、こちら側はほとんどいないので、ゆっくり眺めることができます。
さらに、裏手に回って。
石垣の様子がよくわかります。
この積み方は、「野面積み」と呼ばれるものでしょうか。
色々な石を使って組み上げている感じがよくわかります。
堀の外側からも撮りました。
トップ絵は北西の角から撮ったものです。
こちらは南西の角の付近から。
右側の建物は「広島護国神社」の一部ですね。
北東角から。
逆光でよく見えませんが、堀が広いと反射して水面によく映ります。
画になる、という感じですね(笑)。
「広島城」の場所がこちら。
JR利用なら、広島駅より隣の新白島駅で下車した方が近いです。
市内電車利用なら、紙屋町東・西電停で降りるか、白島線(9号線)の縮景園前が近いですね。
広島市内の中心部にほど近いので、アクセスがいいのがうれしいですね。
以上、「広島城」の記録でした。
それではまた次回。