吾妻子の滝(広島県東広島市)
「吾妻子の滝」に行ってきました!
「吾妻子の滝」は、「東子の滝」とも書かれる、広島県東広島市にある滝です。
高さは約15m、幅は約36mあるようです。
昔、ある源氏の1人が平氏追討の為出征したところ敗北し、彼は自害しその妻がこの滝(昔は「千尋の滝」と呼ばれていたそうです)の近くの岩屋に子ともに身を隠しました。
しかし、その子は亡くなり、その時に読んだ和歌から、この滝が「吾妻子の滝」と呼ばれるようになったようです。
こういう所にも、源平合戦の名残があるというのも面白いですね。
この滝は、「吾妻子の滝公園」にもなっています。
広場と四阿(あずまや)があるだけですが、ちょっとした広さがあるので、何人かで集って遊ぶにはいいかもしれません。
それでも、やはり狭いですが(汗)。
奥に見える建物は、おそらくエリザベト音楽大学の建物と思われます。
広場の一角にはこんな庭があります。
水車とその小屋、さらには石庭風の何かがあります。
特に説明もないですが、何となく風情があるような感じもします。
ちなみに、水車は行ったときには回っていませんでした。
滝の写真です。
正面は草木が茂っていてよく見えなかったのですが、ちょっと先に展望所のようなところがあるので、そこからの写真です。
落差はそれほどない小規模な滝ですが、幅があるせいか水量もある程度多いようで、近くにいると音がすごいです。
滝の近くにいる感じがすごくします(笑)。
シャッタースピードを変えて撮ってみました。
こっちの写真も悪くないですね(笑)。
シャッタースピードを変えることはあまりないので、いい経験になりました。
練習の素材としてはいいかもしれません。
ちょっと奥に行って見ました。
ここから見る景色もいいです。
ただ、画像にも写っていますが、ゴミがたくさん捨てられているので、あまりいい気がしないのが何とも言えない感じです。
角度を変えて、脇から。
手前の樋のようなところからも水があふれ出ていますが、こちらはどうも人工です(汗)。
柵から下に降りなければ、最も滝に近接できるスポットです。
滝の上部です。
奥の水門の向こうは三永水源地です。
昔はもう一つ滝(雄滝)があったようですが、今はこの滝(雌滝)のみとなっています。
こんな御堂もありました。
恐らく最初に説明書きをちょっとだけしたものに関する御堂と思います。
御堂の中には石塔が立てられており、慰霊の場所ということになります。
「吾妻子の滝」はこちらです。
示している地点よりやや右側のあたりです。
東広島市中心部より車で約15分程度で到着します。
駐車場は示している地点より左側に15台程度止められるものありました。
とはいえ、明記されていないため、小学校の教職員駐車場かもしれないし、大学の関係者の駐車場かもしれないので、よくわかりません。
滝を見るだけなら所要時間は10分程度と思うので、近くに止めて散策してもいいかもしれません。
ただ、平日や登校日は小学校がすぐ近くにあるので注意された方がよいでしょう。
以上で、「吾妻子の滝」の記録を終了します。
また次回。